concept

私たちは生物多様性農業を推進します

ツルを育むお米

農薬・化学肥料の削減

  • 種モミの温湯消毒により殺菌剤を削減
  • みみずフン土を苗の覆土に使用し化学肥料を削減

冬水たんぼ

  • 冬の水田に水をはり、ツルの餌場をつくります。
田んぼ
田んぼ

田んぼの生き物調査

  • 生き物の種類や数を確認

大型鳥類の餌場となる、多種多様な生き物が暮らす田畑。
生物多様性農業に取り組む農家が増え、その成果が現れています。
  • ●背 景

    新潟県佐渡市における、トキと共生するための減農薬稲作の取り組みが2011年「世界農業遺産」に認定されました。
    現在 鹿児島県出水地方に集中しているナベヅルの越冬地。もしそこで伝染病が発生すればツルの大量死につながります。
    そのため“日本野鳥の会”ではナベヅルの越冬地分散に取り組んでいます。

  • ●現 状

    ナベヅルは冬の水田で自力でエサを探して食べています。最も多く食べているのが稲のモミ。その他クロクワイ、オモダカなどの田んぼの雑草。ドジョウ、ジャンボタニシなどの水生動物も好んで食べています。ところが圃場整備が行われた水田ではツルのエサとなる生き物が住みにくくなり、冬の水田は乾き、化学農薬・化学肥料の大量使用も重なって小動物や植物も少なくなっています。

  • ●小松島市の取り組み

    徳島の小松島市、阿南市、石井町、海陽町などにもナベヅルは飛来します。
    そのツルたちが安心して越冬できる水田=エサとなる動植物をはじめ多様な生き物が暮らせる水田づくりを実践。そこで作られたお米を協議会が認証しています。

    1.農薬・化学肥料の削減 2.冬水たんぼ 3、田んぼの着物調査 4、ツルを育むお米
    農薬・化学肥料に頼りきらない地域の有機資源をリサイクル
    鳥も虫も命あふれる田畑に

耕畜連携の野菜

飼料米→養鶏→堆肥・肥料→野菜、飼料米
大地のサプリ
石井養鶏の堆肥 「大地のサプリ」

鶏糞とキノコの廃菌床を発酵させた堆肥。これまで産業廃棄物として大量に焼却されていた有機質資源を有効活用。畑へと循環させることで、本来の自然サイクルを取り戻す=リサイクルします。

野菜本来の生命力を高め、農薬・化学肥料を低減。

病害虫の発生メカニズムを学び、化学薬品に頼らず、根本的に解決するのがわたしたちの有機栽培です。良質な堆肥で土壌の微生物バランスを整え、病原菌の繁殖を抑える。有機質肥料(アミノ酸)とミネラル(カルシウム・鉄・マグネシウム・マンガンなど)を適切に施肥し、植物の防御力(細胞壁やワックス層)を高め害虫を防ぎます。



体にオイシイ、サプリ野菜。

私たちが作る野菜は生命力あふれ糖度も高く旨味も濃くなります。
さらに抗酸化力が高くミネラルもしっかり摂取できるオイシイ野菜をお届けします。

化学肥料の過剰→細胞壁が弱くなる→害虫が繁殖→殺虫剤→天敵なども死滅→害虫が繁殖→負の連鎖
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良質堆肥の施用→ミネラルの供給→有機質肥料の適切施用→防御力の高い植物に→天敵も含め生物の種類が増える→好循環
有機農業サポートセンターで先端技術を学ぶ。有機栽培による機能性野菜の生産小祝理論(BLOF理論)を生産現場で実証。